未だに燻る長崎 尚志さんの横領疑惑

勝鹿 北星さんは長崎 尚志さん?で触れた噂の真相社「噂の眞相」の記事が掲載されて 10 年以上が経過して発売されたサイゾー「サイゾー」2010 年 5 月号の「マンガ編集者ぶっちゃけ覆面座談会」(構成:有馬 ゆえ)より。

座談会参加者
記号 勤務先 マンガ編集歴
A 大手出版社 10 年
B 大手出版社 7 年
C 中堅出版社 5 年
D 中堅出版社 8 年

C 講談社といえば、「モーニング」で連載中の『BILLY BAT』(浦沢 直樹、ストーリー共同制作・長崎 尚志)はどうなんですかね?

D マンガ好きの間ではつまんないという評判もあるけど、それでも売れてるらしいよ。
第 1 巻は思い切ってウン十万部刷ってみたら、ちゃんと売れたって話だから。
なんだかんだいっても、ネームバリューがあるしねえ。

B 浦沢さんと長崎さんのコンビは、あえてああいう壮大なストーリーものを描いてるんだと思う。
「今はみんなキャラものが売れると思ってるだろうけど、俺らは遠いマンガの未来に向けて、違う方向にわざと打ってんだよ。これが正しいかどうかは、そのうち時代が証明するぜ」みたいなスタンスなんじゃないかな。

A 長崎さんと組む前の、『YAWARA!』(小学館)あたりの魅力的なキャラクター性は微塵もないよね。

B 長崎さんはもともと小学館で浦沢さんと組んで『MONSTER』や『20 世紀少年』(共に小学館)を描かせ、「ビッグコミックスピリッツ」の編集長までやってて。
独立した理由は「編集者が本来の編集業務を果たすため」って言ってるけど……編集長時代のキックバック疑惑とか、キナ臭い噂もあるしなあ。

D 個人的には、なんで「モーニング」で浦沢 直樹が描いてんだ?って違和感、いまだにある(笑)。

A の発言に「長崎さんと組む前」とありますが、浦沢さんは最初から長崎さんと組んでいます。

サイゾー「サイゾー」2010 年 5 月号

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1 つ目は、韓国の雑誌での浦沢 直樹さんのインタビューについてです。