ビッグ・オーさんは長崎尚志さん

2006 年。

「Invitation インビテーション」の記事は、「長崎尚志が明かす『マンガ編集者』という生き方」という見出しで、長崎さんへのインタビューを含むノンフィクション（文：竹熊健太郎）を掲載していました。

『湘南爆走族』『荒くれ KNIGHT』で知られる吉田聡氏が長崎尚志と組み、「モーニング」という新天地で、ヒューマン・ホラーという新境地に挑む『ジナス』。

インタビューを含むノンフィクション記事にあるのだから、真実でしょう。

「20 世紀少年」（浦沢直樹）や「PLUTO プルートウ」（浦沢直樹×手塚治虫）の各単行本の奥付には、「長崎尚志（ビッグ・オー）」との表記があります。

私は、ビッグ・オーとは長崎さんが独立して作った会社かな、と思っていたのですが（奥付の書式から、括弧内は所属っぽい）、この記事により長崎さんのペンネームであることが判明しました（会社名とペンネームの両方かもしれません）。

なお、「ジナス」（吉田聡）の第 5 巻以降はビッグ・オーのクレジットがないので、降りたものと思われます。

ビッグ・オーさんは長崎 尚志さん