魚戸 おさむさんは北海道札幌市出身で、星野 之宣さんと村上 もとかさんのアシスタントを経て、徳間書店「わんぱくコミック」の「忍者じゃじゃ丸くん」でデビューしました。
単行本化はされていませんが、アシスタント時代にはファミコン雑誌でイラストを描いていたそうで、「忍者じゃじゃ丸くん」も 1985 年発売のファミコン用ソフトのマンガ化です。
「わんぱくコミック」で数本の作品を発表した後、小学館「コロコロコミック」で「熱拳カンフークラブ」を連載しています。
魚戸さんは以前から「コロコロコミック」で描きたくて、青年誌には興味なかったそうですが、小学館「ビッグコミックオリジナル」編集部から声が掛かり、現在に至っています。
魚戸さんの作品のうち、私が知っている単行本を以下に挙げます。
- 「熱拳カンフークラブ」(魚戸 おさむ)
- 「家栽の人」(作:毛利 甚八/画:魚戸 おさむ)
- 「斗馬」(魚戸 おさむ)
- 「大畸人伝」(魚戸 おさむ)
- 「ケントの箱舟」(作:毛利 甚八/画:魚戸 おさむ)
- 「ナイショのひみこさん」(魚戸 おさむ)
- 「がんばるな!!!家康」(魚戸 おさむ)
- 「イリヤッド 入矢堂見聞録」(作:東周斎 雅楽/画:魚戸 おさむ)
- 「食卓の向こう側 コミック編」(作:渡辺 美穂・佐藤 弘/画:魚戸 おさむ)
- 「玄米せんせいの弁当箱」(脚本:北原 雅紀/画:魚戸 おさむ)
- 「イーハトーブ農学校の賢治先生」(案:佐藤 成/作:魚戸 おさむ)
上記作品のうち、最も有名なのは「家栽の人」(作:毛利 甚八/画:魚戸 おさむ)でしょう。