「MMR マガジンミステリー調査班」(石垣 ゆうき)

「MMR マガジンミステリー調査班」(石垣 ゆうき)は、講談社「週刊少年マガジン」に 1990 〜 1999 年に連載されました。

「MMR マガジンミステリー調査班」のサブタイトル
単行本
巻数
サブタイトル 備考 掲載号
第 1 巻 UFO からのメッセージ   1990/34
UFO ミステリー・サークルの謎を追え!   1991/6
  1991/7
超能力は実在した!   1991/20・21
  1991/22
第 2 巻 ノストラダムス大予言
1999 人類は滅亡する!?
  1991/35・36
  1991/37
ノストラダムス大予言
1999 年以後 生き残る人類とは!?
  1992/1・2
  1992/3・4
第 3 巻 ノストラダムス大予言
1999 大破局へのシナリオとは!?
  1992/20
  1992/21・22
ノストラダムス大予言
1999 ”最終戦争”はもう始まっている!?
  1992/41
  1992/42
第 4 巻 ノストラダムス大予言
1999 小惑星が地球に激突する!?
  1993/15
  1993/16
ムー大陸が警告する世紀末破局とは!?   1993/31
  1993/32
特別編
前世は実在する!?
  「マガジンフレッシュ」
1993 年新年特別号
第 5 巻 心霊現象が警告する悪夢とは!?   1993/41
  1993/42
1999 戦慄の占星術大予言とは!?   1994/8
  1994/9
特別よみきり
怨声「もっと苦しめ・・・・」
  「マガジンスペシャル」
1994 年 4 月号
第 6 巻 地底王国からの破滅の囁きとは!?   1994/24
  1994/25
1994 神聖大予言 地球はすでに死滅している!?   1994/41
  1994/42
第 7 巻 1999 悪魔の全人類改造計画とは!?   1995/21・22
  1995/23
謎の怪光物体を解明せよ!?   1995/36・37
  1995/38
第 8 巻 見えない悪魔 人類絶滅病原体あらわる!!   1996/3・4
  1996/5・6
忍び寄る魔のテクノロジーとは!?   1996/21・22
  1996/23
第 9 巻 1999 MMR 緊急報告
悪魔の予言が導く最終破局とは!?
  1996/36・37
  1996/38
MMR 緊急報告
人類は自滅する!!
  1997/3・4
  1997/5・6
第 10 巻 1999 MMR 緊急報告
恐怖細菌が逆襲する!!?
  1996/22・23
  1996/24
MMR 緊急報告
人類判決の日、来たる!!?
  1997/36・37
  1997/38
第 11 巻 MMR 緊急報告
1999 年への秒読み
  1998/22・23
  1998/24
MMR 緊急報告
海底遺跡の謎を追え!!
  1998/7
  1998/8
第 12 巻 MMR 緊急報告
イースター島の謎を追え!!
  1999/25
MMR 緊急報告
1999 第 5 の選択
  1998/41
MMR 緊急報告
第 101 の預言
  1999/4・5
第 13 巻 COUNT 10 発覚   1999/31
COUNT 9 片鱗   1999/32
COUNT 8 苦悩   1999/33
COUNT 7 解明   1999/34
COUNT 6 方法   1999/35
COUNT 5 確信   1999/36
COUNT 4 運命   1999/37・38
COUNT 3 疑惑   1999/39
COUNT 2 決断   1999/40
COUNT 1 絶望   1999/41
COUNT 0 無限   1999/42
- MMR 新たなる挑戦!
甦るノストラダムス暗黒新予言!!
  1995/3・4
  1995/5

「MMR」に登場する「キバヤシ」とは、樹林 伸さんです(表向きは、「MMR」はフィクションです)。

「MMR 新たなる挑戦!甦るノストラダムス暗黒新予言!!」は単行本未収録で、ノストラダムス「諸世紀」第 6 巻 5 番の詩

疫病を乗せた波のもたらす大いなる飢餓が
長雨を通じて北極一帯に広がるだろう
サマブリンは半球から百リーグ
彼らは法律なしで政治を免ぜられて生きる

の「サマブリン」を「サリン」と解釈して、超国家組織「300 人委員会」がサリンやプルトニウムをばらまく計画を企てている、という内容でした。

「トンデモノストラダムス本の世界」(山本 弘)に、以下の記述があります。

……という話なんだけど、これが単行本に収録できない理由は、もうお分かりだろう。

そう、この二ヵ月後に実際に地下鉄サリン事件が起きて、松本サリン事件も実はオウム真理教のしわざだったことが分かっちゃったからである。
この話の展開だと、「300 人委員会」の正体はオウムだったってことになっちゃうもんな。

「MMR」連載終了から 4 年後には、「MMR The Apocalypse エムエムアール・アポカリプス」(城 不二也)が掲載されたのですが、読者の反応が芳しくなかったらしく、それきりです。

「MMR The Apocalypse エムエムアール・アポカリプス」のサブタイトル
話数 サブタイトル 備考 掲載号
第 1 話 新たなる黙示録   2003/32
  2003/33

その後、「MMR」は 2008 年 21・22 合併号に「新世紀緊急報告 MMR 〜『人類最後の日』の真実を暴け!!〜」が掲載されました。

さて、浦沢 直樹さんの初期の短編作品を振返ってみます。