「バビル二世」と「ルパン 3 世」ではなく、「バビル 2 世」と「ルパン三世」がタイトルロゴ通りの表記です(笑)。
ちなみに、「キン肉マン」は「II 世」です。
題名が「バベル 2 世」ではなく「バビル 2 世」なのは、「週刊 少年チャンピオン」連載開始前の予告で間違えたから、と言われていますが、本当かなぁ。
真実だとして、間違えたのは横山 光輝さんと編集部のどっち?
「バビル 2 世」の原作は、単行本/豪華版/文庫版とあるのですが、豪華版と文庫版の表紙には "BABEL II" とあり、「バベル」に戻っています(笑)。
北米版の題名も "BABEL II" です。
「バビル 2 世」の台詞は、
- 「旧バビル 2 世」(1973 年 TV 版/神谷 明)
- 「バビル 2 世」(1992 年 OVA 版/草尾 毅)
ではなく、
- 「バビル 2 世」(2001 年 TV 版/鈴村 健一)
から取上げています。
「バビル 2 世」の原作は、横山 光輝さんの「週刊 少年チャンピオン」連載作品(1971 〜 1973 年)ですが、最初にアニメ化された 1973 年には、松本 めぐむさんの作画により、「テレビマガジン」にも連載されています。
松本 めぐむさんとは、「夏子の酒」や「奈津の蔵」の尾瀬 あきらさんです。
「鋼鉄ジーグ」や「大空魔竜ガイキング」だけでなく、「バビル 2 世」も描いていたんですね〜。
私は、尾瀬 あきらさんの作品は、中身を見なくてもとりあえず買うファンですので、単行本化を望んでいます。
「バビル 2 世」は、「旧バビル 2 世」(1973) が一番有名だと思います。
「旧バビル 2 世」#18「口笛を吹く悪魔たち」は、東京タワーの電波が人々を狂わせてしまう、という内容でしたが、放送前に東京タワーからクレームが入り、未放映のままになっていました。
1997/12/16 の「ポケットモンスター」#38「でんのうせんしポリゴン」のポリゴン事件を予知していたわけです。
さすが、超能力少年バビル 2 世。
#18 は長らく欠番になっていましたが、「旧バビル 2 世」DVD-BOX に収録されたそうです。
私は持っていません……。
「封印作品の謎」(安藤 健二)という本が 2004 秋に出版され、以下の作品などが封印された謎に迫っていますので、ご興味のある方はどうぞ。
- TV「ウルトラセブン」#12「遊星より愛をこめて」
- TV「怪奇大作戦」#24「狂鬼人間」
- マンガ「ブラック・ジャック」#41「植物人間」#58「快楽の座」
「バビル 2 世」は全 13 話です。
北米版 DVD は、通常 1 枚に 4 〜 5 話収録されますから、「バビル 2 世」も vol.1 〜 5, 6 〜 9, 10 〜 13 の 3 枚に納まりそうなのですが、vol.1 〜 4, 5 〜 7, 8 〜 10, 11 〜 13 の 4 枚になっています。
我が家は狭いので、この 1 枚の差が大きいです。
3 枚にしてくれればよかったのに。
また、個人輸入の場合、枚数が送料に直結しますから、少ないほど嬉しいですね。
ちなみに、国内版は各 2, 3 話収録の全 6 枚なので、論外です(笑)。