本・DVD の個人輸入で遭遇したトラブル

本・DVD に限らず、海外から商品を購入する場合、色々なトラブルが起こります。
ここでは、私が実際に遭遇したトラブルをご紹介します。
いずれも解決しましたが、全てのやりとりは英語でしたし、時間も手間も掛かりました。

1. 業者に問題があったトラブル

1.1 代金が引き落とされたのに商品が届かなかった

事例 (1.1.1)

amazon.com の "Used & New" に出品していた業者なのですが、在庫もないのに注文を受付けて、それから仕入を行う形だったようです。

問合わせると、「この DVD は人気商品なので、仕入に時間が掛かる」との返事が何度か来ましたが、1 ヶ月経過した時点で amazon.com に苦情を入れ、更に 1 ヶ月後に返金されました。

事例 (1.1.2)

本を注文したのに商品が届かないので問合わせると、「もう送った」との返事。
配達中に行方不明になったのか、何らかの手違いにより送っていなかったのか不明です。

1 ヶ月経過した時点で amazon.com に苦情を入れ、更に 1 ヶ月後に返金されました。

1.2 新品を注文しているのに 中古品 が届いた

事例 (1.2.1)

amazon.com の "Used & New" に出品していた業者なのですが、届いた DVD にはファクトリー・シールがないので問合わせると、「『新品』とは書いたが、『ファクトリー・シールがある』とは書いていない」との返事。

「ファクトリー・シールがない新品」なんて、思いもよりませんでした。

他の購入者からの評価をよく見ると、「商品受取りました」の良い評価が多い中、「密輸品と思われる」との悪い評価もチラホラ。

返送後、返金してもらいました。

事例 (1.2.2)

事例 (1.2.1) で返送した DVD を別の業者に注文したのですが、届いた DVD にはまたもやファクトリー・シールがありません。

「新品だから、『ファクトリー・シールがある』なんて当たり前のこと書かないんじゃないか」と思っていたのですが、「『ファクトリー・シールがある』との明記がない限り、ファクトリー・シールはない」ということを学習しました。

返送後、返金してもらいました。

事例 (1.2.3)

事例 (1.2.1), (1.2.2) の教訓を生かすべく、その後は「ファクトリー・シールがある」と謳っている業者を選ぶようにしてうまくいっていたのですが、それでもファクトリー・シールがない DVD が届きました。

返送後、返金してもらいました。

2. 郵便局に問題があったトラブル

2.1 封が開いてしまって空の封筒が届いた

事例 (2.1.1)

本を 1 冊注文したところ、空の封筒が届きました。
封筒にはアメリカの郵便局からの「配送中に封が開いてしまい、中身が行方不明になった」との注意書きが貼ってありました。

業者に連絡して、同じ本を再送してもらいました。

2.2 郵便局間の配送中に行方不明になった

事例 (2.2.1)

これは amazon.com ではなく、別の大手業者での注文です。

そのサイトにログインして発送状況を確かめると、荷物の問合せ番号(日本のゆうパックや宅配便の問合せ番号のようなもの)が分かるのですが、その番号を USPS(アメリカの郵便局)のサイトで追跡すると、確かに最初の郵便局では発送受付の記録があったものの、その後、行方不明になっていました。

業者に問合わせたところ、現金ではなく、その業者だけで使えるポイントの形で返金されました。

2.3 届いた封筒にタイヤの跡があって中身がボロボロだった

事例 (2.3.1)

配送中に車に轢かれたらしく、封筒も中身の本もボロボロでした。

返送後、返金してもらいました。