「MASTER キートン」(作:勝鹿 北星/画:浦沢 直樹)の収録順序には、以下の法則があります。
- 掲載順に 8 話ずつ区切る
- 8 話の中にカラーの回がある場合
- カラーの回が 1 回
- 巻の最初に収録する
- 第 1 巻第 1 話「迷宮の男」
- 第 3 巻第 1 話「屋根の下の巴里」
- 第 6 巻第 1 話「秘めたる宝」
- 第 7 巻第 1 話「エルザ・ランチェスターの思い出」
- 第 9 巻第 1 話「血と名誉の掟」
- 第 10 巻第 1 話「仮面の奥」
- 例外
- 第 2 巻は第 5 話「FIRE & ICE」がカラーなのに、第 1 話「貴婦人との旅」を彩色して最初に収録
- 巻の最初に収録する
- カラーの回が 2 回
- 同じ巻に収録する
- 第 1 巻第 6 話「砂漠のカーリマン」
- 第 5 巻第 2 話「チャーリー」
- 次の巻の最初に収録する
- 第 4 巻第 1 話「喜びの壁」
- 第 5 巻第 1 話「白い女神」
- 同じ巻に収録する
- カラーの回が 1 回
- 8 話の中にカラーの回がない場合
- 彩色して収録する
- 第 8 巻第 1 話「豹の檻」
- 第 11 巻第 1 話「帰郷」
- 更に先のカラーの回を収録する
- 第 12 巻第 1 話「カタルーニヤに乾杯」
- 第 13 巻第 1 話「渡り鳥の黄昏」
- 彩色して収録する
- それ以外にもチョコチョコ替えている
- 第 14 巻第 2 話「心の壁」以降は、掲載順序と収録順序が一致している
カラーの回を第 1 話に収録するのは、第 13 巻までの巻頭数ページが 2 色カラーだからです(重版・増刷分未確認)。
しかし、コスト削減のためか、第 14 巻以降は巻頭もモノクロになってしまいました。
これは、「MASTER キートン」だけでなく、小学館ビッグコミックス全般でこの時期に起きた現象です。
そのため、第 14 巻第 2 話以降は、掲載順序と収録順序が一致しています。
細かく言えば、第 14 巻では辛うじてカラーだった扉も、第 15 巻以降モノクロになりました。
ところで、「MASTER キートン」には 1 度だけ休載があるので、「MASTER キートン」と「YAWARA!」で関連を調べます。