「MASTER キートン」(作:勝鹿 北星/画:浦沢 直樹)と「ハンサムウーマン」(画:鎌田 洋次/脚本:プランダ村)の題名には、アメリカの俳優と女優が大きな影響を与えています。
- バスター・キートン Buster Keaton (1895/10/4 - 1966/2/1)
- 「ファッティとキートンのおかしな肉屋(デブ君の女装)」(1917)
- 「デブ君化けの皮」(1917)
- 「デブ君の入婿」(1917)
- 「デブ君の結婚」(1917)
- 「デブ君の医者」(1917)
- 「ファッティとキートンのコニー・アイランド(デブ君の浜遊び)」(1917)
- 「デブ君の勇士」(1917)
- 「ファッティとキートンのアウト・ウェスト」(1918)
- 「デブ君の給仕」(1918)
- 「デブ君の巌窟王」(1918)
- 「ファッティとキートンのグッドナイト・ナース(デブ君の入院)」(1918)
- 「デブのコック」(1918)
- 「デブの舞台裏(ファッティとキートンの初舞台)」(1919)
- 「飼葉の種」(1919)
- 「デブの自動車屋」(1919)
- 「一網打尽」(1920)
- 「文化生活一週間(キートンのマイホーム)」(1920)
- 「馬鹿息子」(1920)
- 「キートンの囚人13号(ゴルフ狂の夢)」(1920)
- 「キートンの案山子(スケアクロウ)」(1920)
- 「キートンの隣同士」(1920)
- 「キートンの化物屋敷」(1921)
- 「キートンのハード・ラック(悪運)」(1921)
- 「キートンのハイ・サイン」(1921)
- 「キートンの強盗騒動(悪太郎)」(1921)
- 「キートンの即席百人芸(キートンの一人百役)」(1921)
- 「キートンの船出(漂流)」(1921)
- 「キートンの白人酋長(酋長)(ハッタリ酋長)」(1922)
- 「キートンの警官騒動」(1922)
- 「キートン半殺し(キートンの猛妻一族)(キートンの飴ン棒)(キートンの華麗なる一族)」(1922)
- 「キートンの鍛冶屋」(1922)
- 「キートンの北極無宿」(1922)
- 「成功成功(キートンの白日夢)」(1922)
- 「キートンの電気屋敷(電気館)」(1922)
- 「キートンの空中結婚」(1923)
- 「捨小舟」(1923)
- 「滑稽恋愛三代記(キートンの恋愛三代記)」(1923)
- 「荒武者キートン(キートンの激流危機一髪!)」(1923)
- 「キートンの探偵学入門(忍術キートン)」(1924)
- 「海底王キートン」(1924)
- 「キートンのセブン・チャンス(キートンの栃麺棒)」(1925)
- 「キートンの西部成金(キートンのゴー・ウェスト!)」(1925)
- 「拳闘屋キートン(キートンのラストラウンド)」(1926)
- 「キートン将軍(キートンの大列車追跡)(キートンの大列車強盗)」(1927)
- 「キートンの大学生(キートンのカレッジライフ)」(1927)
- 「キートンの船長(キートンの蒸気船)」(1928)
- 「キートンのカメラマン」(1928)
- 「キートンの結婚狂」(1929)
- 「ハリウッド・レビュー1929」(1929)
- 「キートンのエキストラ」(1930)
- 「キートンの決死隊」(1930)
- 「キートンの恋愛指南番」(1931)
- 「紐育の歩道」(1931)
- 「キートンの決闘狂」(1932)
- 「キートンの歌劇王」(1932)
- 「キートンの麦酒王」(1933)
- 「キートンの爆弾成金」(1934)
- 「キートンの黄金崇拝」(1934)
- 「キートンの頓馬同盟」(1934)
- 「キートンの西部相撲」(1935)
- 「キートンの野球大当たり」(1935)
- 「田舎者のロマンス」(1935)
- 「キートンの脱線水兵」(1935)
- 「キートンの自由結婚」(1935)
- 「恥ずかしがり屋の青年」(1935)
- 「キートンのスペイン嬌乱」(1936)
- 「三つ巴」(1936)
- 「キートンの大放送」(1936)
- 「青い炎」(1936)
- 「ばけ学博士」(1936)
- 「キートンの大魔術師」(1936)
- 「囮」(1937)
- 「うり二つ」(1937)
- 「列車の愛の巣」(1937)
- 「西部から来た厄介者」(1939)
- 「ジョージア コーシン曲」(1939)
- 「ただお楽しみだけ」(1940)
- 「寝台車で失礼」(1940)
- 「処女馬馴らし」(1940)
- 「ニュウ・ムーン」(1940)
- 「お化けは語る」(1940)
- 「悪党はなおも彼女を追いかけた」(?)
- 「リル・アブナー」(1940)
- 「前妻は見ていた」(1940)
- 「ギャーギャー騒ぐな」(1941)
- 「はた迷惑」(1941)
- 「彼女は金のなる木」(1941)
- 「提督の館」(1943)
- 「愛しのサンディエゴ」(1944)
- 「その心意気」(1945)
- 「あなたと過ごしたあの夜」(1945)
- 「神の国」(1946)
- 「キートンの月ロケット」(1946)
- 「愛すべきイカサマ」(1949)
- 「あなたは私のすべて」(1949)
- 「サンセット大通り」(1950)
- 「死闘」(1950)
- 「バスターの天国」(1952)
- 「ライムライト」(1952)
- 「魅惑的な敵」(1953)
- 「八十日間世界一周」(1956)
- 「ハックルベリーフィンの冒険」(1960)
- 「悪魔への支払い」(1960)
- 「レスター・スナップウェルの勝利」(1963)
- 「おかしなおかしなおかしな世界」(1963)
- 「商売がないほどの商売はない」(1963)
- 「パジャマ・パーティー」(1964)
- 「ビーチ・ブランケット・ビンゴ」(1965)
- 「フォール・ガイ」(1965)
- 「フィルム」(1965)
- 「奔放なビキニをいっぱいにする方法」(1965)
- 「能無し軍曹」(1965)
- 「キートンの線路工夫」(1965)
- 「バスター・キートン・ライズ・アゲイン」(1965)
- 「記者」(1966)
- 「ローマで起こった奇妙な出来事」(1966)
- 「二人の水兵と一人の将軍」(1967)
- ダイアン・キートン Diane Keaton (1946/1/5 -)
- 「ボギー!俺も男だ」(1972)
- 「ゴッドファーザー」(1972)
- 「スリーパー」(1973)
- 「ゴッドファーザー PART2」(1974)
- 「ニューヨーク 一攫千金」(1976)
- 「ダイアン・キートン 可愛い女」(1976)
- 「ミスター・グッドバーを探して」(1977)
- 「アニー・ホール」(1977)
- 「インテリア」(1978)
- 「マンハッタン」(1979)
- 「レッズ」(1981)
- 「シュート・ザ・ムーン」(1982)
- 「リトル・ドラマー・ガール」(1984)
- 「燃えつきるまで」(1984)
- 「ロンリー・ハート」(1986)
- 「赤ちゃんはトップレディがお好き」(1987)
- 「ラジオ・デイズ」(1987)
- 「ゴッドファーザー PART3」(1990)
- 「花嫁のパパ」(1992)
- 「ワンダフル・ファミリー ベイビー・トーク 3」(1993)
- 「マンハッタン殺人ミステリー」(1993)
- 「花嫁のパパ 2」(1994)
- 「ファースト・ワイフ・クラブ」(1996)
- 「マイ・ルーム」(1996)
- 「カーラの結婚宣言」(1999)
- 「電話で抱きしめて」(2000)
- 「フォルテ」(2001)
- 「恋愛適齢期」(2003)
- 「幸せのポートレート」(2005)
- 「恋とスフレと娘と私」(2007)
勝鹿 北星さんは次のような思考を経て、両作品の題名を決めたのでしょう。
- バスター・キートンをもじって、「MASTER キートン」という題名に決定
- 女性版「MASTER キートン」の連載準備
- 女性のキートンと言えば、ダイアン・キートン
- ダイアン・キートンはよく「ハンサムウーマン」と表現されるから、「ハンサムウーマン」という題名に決定
以上を踏まえて、「MASTER キートン」で勝鹿 北星さんが原作の回を考えます。