「うつくしいのはら」（西原理恵子）

「うつくしいのはら」を収録した「営業ものがたり」（西原理恵子）の帯には、以下のようにあります。

サイバラは、あの [PLUTO] を、本当に描くことができるのか！？
絵本のようなオールカラー特製単行本！！
サイバラ、生涯の最高傑作、
「うつくしいのはら」収録！！

2005 年 11 月 23 日に東京・新宿ロフトプラスワンで、「第 3 回ジャンケン隊トークライブ」（出演：現代洋子／八巻和弘）が行われ、第 2 部の飛入りゲストが西原理恵子さんでした。

ライブの模様は「社長 DE ジャンケン隊」（現代洋子）第 2 巻のおまけページで紹介されていますが、会場到着前からすでに出来上がっていた西原さんが、以下の話をしていました。

「浦沢作品は無駄に話が長い」とギャグで言ったら、知らないうちに八巻さんが浦沢さんに伝え、「あれを無駄とはマンガが分かっていない」の返事にカチンと来た八巻さんが西原さんをけしかけた
浦沢さんと対談したとき（台詞逆輸入注：小学館「ビッグコミックスペリオール」2005 年 8 月 12 日号を指すと思われる）、浦沢さんは「左手を顔の支柱にして右手で原稿を描いていたら、40 歳を超えたある日、左手が上がらなくなった」と言っていた
- 八巻さんによると、細野不二彦さんも同じ症状を訴えていたらしい
浦沢さんは、いつまで自分の作品が売れるのか不安がっている面も見せた
改めて、あんなに風呂敷拡げちゃってどうするんだろう

「うつくしいのはら」（西原 理恵子）