「パイナップル ARMY」(作:工藤 かずや/画:浦沢 直樹)の主な登場人物は、以下の通りです。
- ジェド・豪士
- 民間軍事援助組織 CMA の戦闘インストラクター
- ベトナム戦争で猛勇を馳せた日系の元軍曹(アフリカでは少尉)
- アメリカ海兵隊の元隊員
- セントクルー傭兵訓練所修了生ナンバーワンの戦歴(「白の追跡者」)
- 世界で 5 本の指に入る戦争のプロ(「コパンの壁」)で、傭兵に復帰すれば今でも世界で五指に入る(「その男……」)
- 世界で 3 本の指に入る戦闘インストラクター(「1979 年の栄光」)
- 西側世界 No.1 の爆弾専門家(「ドッグ・ウォッチ」「ジェフリーの災難」)で、作戦立案のプロ(「その男……」)
- 1979 年のリビアを最後に傭兵を引退
- ジャネット
- 超一流の狙撃兵
- 18 歳で大手銀行の幹部候補と結婚するが、夫がエルサルバドルで反政府ゲリラ FMLN に殺され、得意の銃で犯人を射殺した後、アメリカのアラバマの傭兵養成キャンプに入る(「素晴らしき休日」)
- 1981 年にエルサルバドルで豪士と知合う(「戦場に咲く花」)
- 再び銀行員と結婚式の最中に、豪士から連絡を受ける(「五人の軍隊 前編」)
- ジェフリー
- A 級ドライバーで格闘技の天才
- アフリカ時代からの豪士の部下(伍長)
- 珍
- エレクトロニクスの専門家
- 南米時代からの豪士の部下
- サミュエル・ハリデー
- 70 年代最高の策士
- 豪士の上官(准将)
- 退役後はスミソニアン兵器博物館の館長
- オールビー・コーツ
- 屈指の戦争プロフェッショナル
- ベトナム戦争の英雄で、当時から豪士の友人でライバル
- 豪士とはその後、アフリカでは敵/中南米では味方
- アメリカでクーデターを企てたため(「五人の軍隊」)、国防総省が 50 万ドルの賞金を懸けている(「セルバ・ゲーム」)
- バーバラ
- 民間軍事援助組織 CMA の女性
- クラレンス・ミッチェル
- 英国特殊空挺部隊 SAS の大佐
作中から特定できる豪士の戦歴は、以下の通りです(傭兵としては、1979 年のリビアが最後)。
なお、同じ年の出来事の順序は逆かもしれません。
1970 | ベトナム(「竜韜部隊」) |
1971 | ベトナム(「ドクター・スタージェス」) |
1972 | ベトナム(「偽りの英雄」) |
1975 | ザイール(「過去からの男」) |
同 | アンゴラ(「ザルネンの感謝祭」) |
1978 | チャド(「死神の死」) |
1979 | リビア(「1979 年の栄光」) |
同 | エルサルバドル(「ラスト・オーダー」) |
1981 | エルサルバドル(「戦場に咲く花」) |
これらの登場人物の活躍を「パイナップル ARMY」のサブタイトルで確認します。